今日は何があった日?(1月13日 ドレフュス事件)
こんにちは!
つとむです!!
その日の出来事をピックアップしているこのシリーズ基本的には過去の歴史的出来事をピックアウトしているので、豆知識として見てくれるとうれしいです!
本日1月13日の出来事は、1894年にフランスで起きたドレフュス事件です!
【ドレフュス事件とは?】
ドレフュス事件とは、フランス陸軍省の機密文書がドイツ陸軍武官宛てに送られたことが発覚し、ユダヤ人のアルフレド・ドレフュスが容疑をかけられ逮捕された事件です。
世界史の教科書もしくは資料集に軍刀をへし折られている軍人の絵を見た人がいるのではないでしょうか?その絵がドレフュス事件を描写している絵になっています。
【冤罪と軍部の情報隠匿】
逮捕された後に、情報を流したのはドレフュスではなく、別の人物であることがわかります。しかし、陸軍はその情報を公にしませんでした。
その情報を秘密裏に知ったドレフュスの兄が、裁判のやり直しを訴えましたが、当時の陸軍大臣はそれに反対するという対応を行いました。
結局、裁判はやり直しとなりドレフュスは無罪を勝ち取り軍役に戻ることが出来ましたが、無罪を勝ち取るまでに12年かかりました。
【事件の影響】
今回の事件の背景には、ドレフュスがユダヤ人であることも影響していました。
キリスト教徒からすると、ユダヤ人はキリストを裏切ったユタの末裔であり憎しみの対象となってしまい、ユダヤ人に対する弊害が多くありました。この事件等を通じてユダヤ人国家を造ろうとする運動「シオニズム」が活発となっていきました。
今回の記事は以上です!
いろんなことをピックアウトしていくのでまたみてください!!